【高知県】TJPOと高知県が産業協力覚書に調印
TJPOと高知県が産業協力覚書に調印
9月17日、「台日産業連携推進オフィス」(TJPO)の龔仁文・副執行長と高知県の原田悟・商工労働部長は双方を代表し、台北で産業協力覚書(MOU)に調印した。当日は、台湾の産業推進組織である「台日産業技術合作促進会」(TJCIT)の陳添枝・理事長と「高知県産業振興センター」の谷脇明・理事長も双方を代表し、民間の産業協力覚書に調印し、台日の官民が一体となり、相互に協力し合う方法で、双方間の産業連携を深めることとなった。
TJPOと高知県が調印したMOUでは、先ず製造業から交流・協力を展開すると共に、機械、食品加工、紡織などの分野を優先対象とした。その後は、双方のニーズを見て、その他の項目を増やしていくことになる。
今回、高知県では岩城孝章・副知事をトップに、県内の企業数十社の関係者をメンバーとした代表団が台湾を訪問し、この期間中に調印式が行われた。一行は9月18日、日本交流協会、TJPO,TJCIT,中華経済研究院、台湾災害管理学会、台湾防災協会など各機関・組織とセミナーおよび商談会を行い、今後の交流の契機とする。これにより、双方の実質的協力の効果を強化すると共に双方の産業の付加価値を高めることができるよう期待されている。
【経済部 2015年9月17日】